起業資金を貯め、準備が整ったからいよいよ辞表を出して、会社設立に動き出そう！と思っているあなた。会社を辞めた後の支出、しっかり考えられていますか？
実は会社員というだけで優遇されていたことがたくさんあり、それに気づかず辞めてしまうと、思ったより早く資金が底をついてしまうかもしれません。会社員を辞めてから予想外にかかる出費５選をご紹介します。
社会保険
実は会社に属していると健康保険や年金などは会社が半額負担をしてくれています。退職をした場合、自身で全額を負担しなくてはなりませんので、出費が大きく増える事になります。保険料はとても高額となるのでお気をつけくださいね。
交際費
会社員を辞めて独立をすると、今までのツテを頼って多くの人に会う機会が増えていきます。誰かの紹介であったり、昔の同僚であったり。
自ずと食事会の回数が増え、こちらからお誘いしていると費用を全額負担なんてこともしばしば。数ヶ月そのような暮らしをしていると会社員時代より交際費がかかってしまいます。多めに試算しておくと良いでしょう。
備品
会社員を辞め、自分で仕事をするようになると、今まで会社で使っていた物を自分で準備しなくてはなりません。
わかりやすいのがノートパソコンや社用携帯、外でパソコン作業がしたいとなるとポケットWi-Fiなども考えられます。地味に必要なのが文房具。
封筒、クリアファイル、付箋、ペン、切手、のり、テープ、ハサミなどなど。会社にあるけど自宅には無い物に気付かされます。その他、シェアオフィスなんて選択肢もありますでしょうか。
会社には全て揃っているので気づかなかったりするんですが、会社をやめると一つ一つ購入が必要なので、こちらも試算しておく必要があると思います。
通信費
今の時代、携帯電話で何でも出来るので、自宅にインターネットの環境がない方や、社用携帯を使っていたとなると電話代も会社持ち。
いざ会社を辞めてみると、インターネットを使う頻度が増え、料金プランのアップや自宅にインターネットを引くことも考えられます。
またプランによっては取引先と電話して電話代もかかってきてしまうかもしれません。積もり積もって余計な出費になりかねませんので注意が必要です。
自分に投資
事業を始めると、繋がりを作るための異業種交流会や、自身の成長の為の様々なセミナーに参加したくなってきます。
回数を重ねていくと参加費や交通費、そこで知り合った方との食事会など気づいたら予定が入っていて出費が嵩んでしまいます。退職後の試算にしっかり自己投資も項目の一つとして追加してください。
以上、いかがでしょうか？
会社員時代の出費で考えていると足元をすくわれますので、しっかりシミュレーションをして、項目を一つ一つ洗い出した上で退職してくださいね！
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