こんにちは！
スターズラボ会計事務所です。
今回は、「短期前払費用」という節税方法をお伝えさせて頂きます。
１．短期前払費用
短期前払費用とは、簡単に言うと「経費の1年分の前払い」というものになります。経費の1年分を前払いできるため、その支払いを始めた初年度のみ2年分が経費になり大きく節税となります来年必ず払わないといけない経費を先に払ってしまうことができる節税なので優れた節税と言えます！
対象となる経費にも限りがありまして、ざっくり下記ものが該当します。
ここ重要です！
・事務所家賃
・保険料
・リース料
・サーバー費
該当する経費に共通することは、どれも等質・等量であることです！毎月の支払いの中で受けられる役務提供（サービス）が同一でなければいけないということです。
２．気を付けるポイント
家賃を毎月払った場合は、払った側で受けられるサービス（事務所を利用できる）は毎月同じですし、リース料を毎月払っても払った側で受けられるサービス（リース資産を利用できる）は毎月同じですよね？？
これが等質・等量である要件でこれを満たさないと、短期前払費用の節税は使えないことになりますので注意です！
また、一度適用すると毎年継続して1年分を支払わなければいけないため、検討する際は来期の利益予想と資金繰りをしっかり組んでからすることをオススメ致します！
決算期末に利益が大きく残っている場合には、すぐ利用できる節税方法のためぜひ検討してみてください！
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