組織の学習
人が入れ替わっても持続する組織記憶。人ではなく「組織」が学習し、記憶する。組織学習とは組織ルーチンの進化だと考えられています。
学習してルーチンが改善すれば、当然、組織の生産性も向上していくはずですが、それに関してはアメリカでは戦前から学習曲線の存在が広く知られていました。
実は、戦時下の航空機、輸送機、輸送船の大量調達の際には、学習曲線を使って原価計算をしていたのです。
しかし、人間が学習するのはわかりますが、組織って学習するのでしょうか。記憶するのでしょうか。
学習とコミュニケーション
例えば、同じ人数からなる、異なる2つのコミュニケーション、パターンを考えます。1つはいわゆるセンターがいる車輪型、もう1つは平等なサークル型。
メンバーがそのコミュニケーションパターンを身につけた後で、両者の集団間で、1人ずつメンバーを交代していくと、全部入れ替わってしまった時、コミュニケーション、パターンも入れ替わるでしょうか。そんなことはないですよね。つまり、組織のメンバー間関係のようなものには、人が入れ替わっても持続性があるのです。
これは組織記憶の一種だと考えられます。
実際、アメリカの世界的フルートメーカー3社は、もともと出自が同じで、作り方も同じなのに、その3社間で職人が転職すると、前にいた職人の「いい感じ」、つまり関係性を学習し直す必要があるそうです。
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